こうして、日記を書く ということについて。
なにかひとつ目的があって書きはじめたわけではないのだけれど、
1日ぶんの日記を書くということが
わたしのイメージのなかでは、どんなことかというと、
地球のようなまるい球体に、
ちょうど経度や緯度にあたるような線をひいたとして、
そのうちのどこかの線上に一個の点を打つことと、
似ている気がしている。
今日はだいたいこのへんのこのあたり。
昨日はもっとあっち寄りだった。
そんな感じでいっぱいの点を打っていくと、
いつか、まんまるい球体ができるだろうか、
などというふうに思っている。
「きょうはこんなにだめな自分でいやな気持ちの日だけど、
まあ、これもまるい球体の一部なんだからな。」
って思えれば、いいかな、などと思って、書いている日も、ある。