2011年6月7日火曜日

6月7日

アメ(甥)、8歳。日本で暮らしていれば3年生になっているはずの彼だが、マレーシアでは、まだ2年生になったばかり。
前回の滞在時は日本の小学校に2週間だけ編入させてもらったが、
今年は「行かない」。

午後、天気もよくないので「ハウルの動く城」を観る。
アメもツキ(姪、5歳)も、じゅうぶんに会話がききとれないようで、
興味がそがれがちだが、内容も内容なのでしかたのないこと。
途中でツキとアメが言い合い。
ツキ「かっこいい〜 ハウル・・・」
アメ「え〜っ?かっこよくないよ〜全然!」
ツキ「え〜 かっこいい〜!!」
アメ「かっこよくないって!!」
兄妹、微妙な喧嘩。

子どもたちとの暮らし・・・・
どこで自分の時間をつくったらいいのかいつも悩み、毎年解決できずじまいだったので、
今年こそはチャレンジするぞと思いつつ、まだリズムがつかめていない・・・
お互いの今年の変化は、私の部屋に入りたい時にはノックをしてもらえるようになったこと。

子どもたち、朝5時すぎに起きて、元気いっぱい。
夜9時にはなんのかんのといやがりながら一瞬で寝てしまう。

子どもの眠る以前に限界のきている私。
いろいろとスポーティーな習い事をしている妹も同じくらいクタクタであるのをみると、それで普通なんだろう。
「寝静まった後で・・・」のエネルギーを残しておきたいのだけれど。

子育てをしながら作品を作りつづけるわが友人たち、ほんとうにほんとうに、
ほんとうに、すごい。

jerry & sandwich

2011年6月6日月曜日

6月6日

おべんとうを作り、水筒に麦茶をいれ、ヨガマットとピクニックシートを持って
妹と甥と姪とで2キロ少し先の河口まで歩いた。

アメ(甥、8歳)「日本なのに、暑い!」
私    「日本も暑いときがあるんだよ。もうすぐ夏が来るしね」
アメ「いつくるの?明日?」

お弁当を食べる間、川べりを通る強い風におびえるアメとツキ。
風が強く吹くのは嵐の来る前兆だと思っているらしい。
たしかに、この大きな川の河口では急に視界がひらけて、たくさんの水がうねって動いているので、
妙に不安定な感じが、するといえばする。

ツキ(姪、5歳)「こわいねえ」
アメ「すずしすぎる!なんか、ここ、こわいよー」
と、暗くおべんとうをたべている。

おべんとうを食べ終わり、さんさんと照る太陽の下でマットの上に寝転びはじめると、アメとツキもすっかりくつろいでいる。
川岸までいって蟹をさがしたり。
妹と私はもう、ぐったりと眠い。

アメ、川から逃げて走りながら「津波が来るぞぉ〜 逃げろー! ツキは遅いから死んじゃったよ」と言う。
そのことで妹にたしなめられている。

アメ「あそびで言っただけだもん」
妹 「あそびでも、だめ。津波で亡くなった人がたくさんいるんだよ」
アメも妹も小声。

帰ったらツキは昼寝。アメはまだまだ元気に家の中で遊ぶ。
「蚊にいっぱい咬まれちゃったよー、痒いよー、うう どんどん痒くなって来たーー」と、さされまくった足を見せてくる。
気休めに虫除けスプレーを足と腕にかけてやる。
スプレーのにおいに顔をしかめるアメ。
私 「鼻から吸い込んだり、口に入ったりしないようにね」
アメ「なんで?」
私 「どくだから」
アメ「えっ!」
私 「だって、虫がよってこないようにするようなものだもん、人間にもあんまり良くないんじゃないかな」
アメ「ぼく、死ぬの?」
私 「死なないよ」
アメ「ほっ。」

夕方、ツキの髪をなにげなくかきあげた妹が、虱の卵を発見して半狂乱。
マレーシアから連れて来たらしい。保育所で流行っているそう。
私、妹、母でそれこそしらみつぶしにツキのアタマ中をさがす。
成虫も2匹発見。卵が30個あまりも・・・。
虱の卵ってもっと丸くてプチっとしたものかと想像していたけど、ちがった。
もっと棒状の小さい固まりで、髪にしっかりくっついている。爪でしごかないと取れない。
細い巻き毛のツキの髪の毛は、虱に好まれるらしい。
「明日またチェックタイムしなければ」
「見てるだけで痒い気がしてきた・・・」

夜、青山さんに撮影してもらっていた個展の記録写真のデータをいただいた。
整然と、そのときの空気そのまんまがそこに保存されていた。
写真は、それらの写真のうちのひとつ。

わたしはちょっと枯れた声という程度まで回復。
青山さんは咳をたくさんしていた。
sewing gallery 5/1 2011

2011年6月5日日曜日

6月5日

妹がふたり。
仮に国名の頭文字をとって、
マレーシアから来て滞在中の妹を「M」
日本にいる妹を「J」
と呼ぶことにする。

昨晩。私の部屋のモンステラ(観葉植物)を巡る会話。

M「お姉ちゃんのこのモンステラ、去年けっこう刈ってちっちゃくなってたよね?
今年もうこんなに大きくなったの?何か特別な肥料やってる?」

私「ううん。肥料もほとんどやってないし、この部屋そんなに明るくもないのに、
     このモンステラだけすごく元気なんよね」

J  「お姉ちゃん、モンステラに生気吸い取られてるんちゃう?」

M「(Jを無視)そうなんやー うちのモンステラ、カイガラムシはつくし、
     あんまり元気ないんだなー」

J  「Mちゃん、モンステラの生気吸い取ってるんちゃう?」

M「・・・・・・・・・・」
私「・・・・・・・・・・」

ひとは、じぶんのみたいようにみるものです とはこのことかと思う。
3 sisters -soil- -water- -fire-

2011年6月4日土曜日

6月4日

鼻うがいの道具のことをナツトくんとあさみちゃんご夫婦にたずねたら
neti pot(アーユルヴェーダなどで用いられる鼻うがいの道具)というものを教えてくれた。
たずねてから、neti potのことをしっていたことに気がついた。

このところずっと西洋医学的な耳鼻咽喉科治療にかかっていたので、
すっかりアーユルヴェーダ的な引き出しがしまってしまっていたようだ・・・
そんな自分の脳にもびっくりした。
そしてneti potをさっさと注文。

昨日から飲んでいる薬は7種類もあるだけあって、けっこうきつい。
声は少し出る様になってきた。
いろいろ行きたい・みたい催し物があったけれども断念。

午後、マレーシアから滞在中の妹と甥(アメ・8歳)、姪(ツキ・5歳)、そして日本にいるもうひとりの妹がやってきて、またにぎやかしさがもどってきた。

ツキの言葉。
「ねえ これ どうやってシるの?」
「ねえ はやくそと でロウよ」
外国人が日本語をおぼえるときに何がむつかしいかっていうところがわかるかんじ。

去年は、子どもの波動(波動というのかなんというのか、醸し出す雰囲気)が自分には合わなくてしんどいって思っていたけれど、
今年は、子どもは大人の鏡だなとおもうことが多い。

ツキはもうひとりの妹から昨日アイロンビーズのセットを貰ったらしく、
「ねえ これ どうやってシるの?」と10回くらいたずねながら、
見本どおりに馬をつくった。
「horse したの」
私もしたい。
her horse

2011年6月3日金曜日

6月3日

昨日は新月だった。
朝、背中にへんに汗をかいていた。
天気がよく暑くなるというので、シーツや毛布などをぜんぶ洗濯した。

インターホンがなったので取ると、焼き肉屋の営業マン。
そんな人がきたのははじめて。
いま てがはなせないので と言ってことわった。
脱水のおわったシーツをベランダで干していたら、その焼き肉屋の営業マンとおもわれる
若い男性が、向かいの家のガレージの前にしゃがみこんで何か話しているのが見えた。
地べたにおいた黒いカバンから、チラシかなにかを取り出しながら。
奥さんは立ったまま話をきいてあげている。
しゃがみこんでる営業マンが奥さんを見上げながら話している構図が、なにかへん。
ことわってよかった。

ブログをはじめてから、
自分のこころがたった一日のうちにもうろうろと細かに動いていることが分かってきた。

天気の移り変わりのように、急にあかるい日差しがさしこんできたかとおもうと、
すぐに雲がでてきて陰ったり。
ちょっとあたまが痛いとか、ただそれだけのことで、気持ちがにゅうっと形をかえたりする。
ふうん、そうなんだ、とおもいながらみている。

夕方、腕がいいといわれているらしい耳鼻咽喉科へ行った。
総合病院に行った時とおなじくらいの費用がかかったけど、今日はとても納得。

設備は総合病院のものとほとんど同じだった。
なにがちがったかというと、
主訴と経過をきちんと把握してくれていること、
主訴をきいて必要とおもわれる検査をスピーディーかつ手落ち無くおこなってくれること、
検査結果をきちんと見せて確認させてくれ、病状を説明してくれていること、
治療方針も患者に確認させてくれていること。

かんがえてみると、これって診療の基本なんだろうと思うのだけど、
わりに、お医者さんって自分だけわかって患者に何も伝えない人があんがい多い気がする。
診療にかかった時間は同じ位だった。
同じだけの時間をそういうふうにつかえるというのが、このお医者さんのあたまの良さ、考えの良さなのかもしれないと思った。

お薬が7種類。
お薬代は安いのだけど、これはかなり多い。
ふむ、なるほど。

このごろタロットカードをあつめている。
1年くらいまえからさわりはじめたけど、あつめはじめたのは最近になってから。

昨日と今日、おなじようなことをいわれてる。
transformation
change
power

ふむ、なるほど。

時間がかかるから、ブログの長さをもうちょっとみじかくしたい。
だけど、どこが今日のポイントなのか、まだまだうまくしぼりこめないので長くなる。
たまには極端にみじかいのも書こう、ポイントをはずしててもいいし。
118 bars

2011年6月2日木曜日

6月2日

朝起きて、洗濯機を回して、とまらない咳をしていたら、いそいそとツキ(姪)が階段を上がってくる。
「シホちゃん(私のこと)、起きてたの?しらなかった。咳、なおったの?なおらないの?なんでかなー」

朝ご飯を食べていたら、ツキが私の部屋からアイロンビーズのキットを持ちだしてくる。
「ツキ、あのね、そのアイロンビーズは、誰の?私のでしょ?だからね、もしもこれで遊びたかったら、私に、『これで遊びたい』って言うんだよ。そしたら、かしてあげるからね。わかった?」
ツキ、きまりわるそうな苦笑いをうかべ、声もなく、口を「あ」の字に開けてきいている。
「こんどから、言える?」
ツキ、口を「あ」の形にしたままうなずく。

妹は、もうひとりの妹の家に移動する為の準備を急いでいる。
ツキ「マミー、ねえ、ドコいくの?もう、かえるの?」
妹 「ナオちゃん(もうひとりの妹)の家にいくんだよ」
ツキ「いかない、シホちゃんといる、シホちゃんほしい」
ツキは5歳だけど、日本語での表現はこんなかんじ。
また、「ナオちゃんち」に行くことはわかっていて楽しみにしていたのに、妹に行き先を何度も尋ねているあたり、
心配ごとが多そうにみえる。

しばらくして、兄妹げんか。
原因は、祖母が昨夜アメ(甥、8歳)に与えた古いゲームボーイ。
拗ねたツキ、お気に入りのブランケットをひっさげて寝室へ引っ込み、バタッと布団に倒れ込んだ。
私が様子をみているかどうかをチェックしてから
「ばかシホちゃん!」と叫んでる。
この展開、アメの5歳くらいのときと同じだ、使う言葉も・・・
なので、5分くらい放っておいた。
ツキの様子をみにいくと、目に涙をうかべてふるふると体をこわばらせている。
「アメにゲームとられて、くやしかったの?そう。ナオちゃん家に行ったら、また楽しいこといっぱいあるんじゃないかな」
ちょっとだけ抱っこしてやり、「マミーに髪の毛結んでもらったら?」というと、
むすっとしたまま立ち上がって、のそりのそりと歩いて行く。

アメはその後ツキにゲームボーイをさせてやっていたけれど、
すぐに「ちがうよツキ こうするんだよ」とか言って後ろから操作を手伝おうとするので、
またツキが癇癪を。
アメには悪気はないんだけど、ついつい自分の欲との境目がなくなってしまうようだ。
そういうことってやってしまいがちかも、私たちも、大人になっても、ぜんぜん違うシチュエーションで・・・・。

ツキは駅で別れ際に涙を浮かべながらも、さっくりと妹の手にひかれていったあたり、
きっと今頃はもうひとりの妹の家で楽しみまくっているのにちがいない。

私は彼らが去って、ふたたび静かな時をすごした。
咳をたくさんしたり、息がちゃんとできなかったり、すごく頭が痛いというのはやっぱり快適な状態とは遠く、
いつもよりも疲れやすい。
元気いっぱいにばりばり活動できるなあっていうようにはならない。
よさそうな病院をしらべたので、明日行ってみようと思う。
その一方で、声が出ないといつもよりももっと静かに過ごせるので、
こういう時期が必要だっていうことでもあるのかも?などとも思う。
さわがしい雰囲気を発しているひとやものに対してちょっと敏感になっている感じもする。
体調についてフォーカスすると気持ちがしんどくなるけれど、
あんまりそこにフォーカスしていないから、とくにネガティブにもならず、
ものすごくポジティブにもなるわけでもなく、そのあいだでこまかく揺れつつ、
全体的にはちょうどまんなかっぽい感じ。。

green, green, green.

2011年6月1日水曜日

6月1日

マレーシアで暮らす妹と甥と姪の滞在がはじまった。
甥8歳、姪5歳。それぞれのミドルネームが"rain"と"moon"なので、
ここではかれらのことを「アメ」「ツキ」とよぶことにする。

アメとの会話。
「crystalは、生きてるか、生きてないか、どっちだと思う?」
「うーん、生きて、ない。」
「そう。生きてないだけど(←ところどころこういう日本語になる)、大きくなるよ」
「ああ、そうだよね!アメ、それは学校でならったの?」
「ううん、internetでしらべたの」
「へえー、アメはじぶんのパソコンをもってるの?」
「うん、でも、ぼくのcomputerは、おそいの。チチの、父の、computerは、はやいの。」

「父」という言い回しについて指摘するかどうか一瞬迷ったけど、とりあえずそのままにした。
雨のなか、傘をさしてスーパーマーケットへ行く。

アメ、「もし、雨が、毒だったら、ちょっとも濡れたらダメだし、いろんなコトあるね。
ひとつは、海に入れない!」
と言って、傘から体がはみでないようなパフォーマンスをたのしんでいる。

「アメの言ってることは正しいよ、それはほんとうのことになったよ」
っていう言葉を今言うかどうか考えているうちに、
タイミングをのがした。
まあ、みずから濡れない様にしているわけだし、と思った。
そのあとで、やっぱり、ちゃんと伝えるべきかも、と思ったけどタイミングを逃した。

私の声が出ないせいか、2人ともときどき囁き声になったりしていて静かな午後。
お片づけも促せばできるようになってきたし、静かに一人で遊べる時間もできてきた。
2人ともすこしずつ成長してきてるんだ、とおもう。
アメとツキは、ふたりだけで会話するときは英語を話してる。
とても早口で、すこしマレーシア訛りもあって、私はほとんどききとれない。

ツキとはアイロンビーズで遊ぶ。ツキはハート型のプレートを選んでいた。
私は、いろいろな緑のビーズばっかりを使って丸いのを作った。
ツキのつくったハートにストラップようの金具をつけて、ツキのキャリーバッグにつけてあげた。
ツキのキャリーバッグには、マレーシアから持ってきたお気に入りのブランケットが入ってた。
アメ「ツキのblanketはねー、くっさいの。ツキは、洗うのがいやだから」
私 「それはあなたたちのマミーの子どものときといっしょだわ」
キヒヒヒ、と笑うアメ。
アメの背中をぶつツキ。

さんざん遊んだ後の夕方に「あああ つまんないー つまんないー 何かしようよー」と言い出すアメをみて、ああ、そういうところは変わってないな、とおもう。

明日はもうひとりの妹のところへ泊まりにいくのを楽しみにしている2人。
わたしはやっぱり疲れたので、泊まりにいってくれるとちょうどいいかもと思う。
私のベッドでごろごろしながら「あしたもニホンにいるのかなあ」とかわいらしい声でいうツキ。

She says "I like pink and yellow and sky blue."