2012年3月2日金曜日

1月10日

朝、全身にオイルマッサージを施す。
これは、アーユルヴェーダの健康法。
いったん100℃くらいまで熱して、さました太白ごま油が瓶に保管してある。
それをつかう。

てのひらのくぼみにとうめいな油を受けて、両方のてのひらでこすりあわせ、
すこしずつ、
あたまのさきから、あしのゆびさきまで。
耳のあなとか、鼻のあなにもぬる。
ぬりかたにも、少し、順番やきまりがある。
ときどきまちがえたり、とばしたりする。

油をぬりおわったら、
そのまましばらく、からだをあたたかくして待つ。

ものの本では、このときにオイルが皮膚から骨にまで浸透していくのだということだ。

その後、お風呂に入る。

このマッサージをときどきおこなう。
おこなったあとは、からだのかたくつかれていたところがやわらかくなって、
つかれていたところのまわりの空気に、ぼわーんとなにかがしみだしているみたいになる。
ぼわーんとしたあと、じょじょに軽くなってくる。
はじめてこれをしたときは、ぼわーんどころか、どっすーん、といった感じになってびっくりした。

ものぐさなわたしは、これをするとき、ぜんぜんうきうきしたりはしなくって、
ちょっと億劫にさえおもいながら、ただ淡々とおこなうだけだけど、
おわるといつも、ああよかった、やってよかった、としみじみおもう、
そのくりかえしだ。