月のもの、っていう言い方は好きじゃないけれど、そうなってしまったのでしかたない。
なんというか、気があたまから抜き取られるような、くらくら感。
故人のだいすきだった音楽家のライヴがひらかれるということで、
あきらとあかねのきょうだいそれぞれからお知らせをいただく。
なんとかしていきたいものだ、と思うのだけれど、
起きて座っているだけの努力で精一杯。
夕方、あきらめてベッドにはいった。
おさそいいただいたそれぞれに、ごめんなさいとつたえる。
せつない。
あきらからメール。
「いま、うちに泊まってる女子も3人中2人が女の子の日。満月?」
しばらくして
「あ 新月やったわ」
ゆかちゃんからメール。
「わたしもはじまってしまいました。」
この2日、ふだん着ない服をきて、ストッキングやヒールの靴など履いて、泣いてばかりしていたから、
とても冷えていたのだろう、お腹のいたさが4割増し。
湯たんぽをおなかにあてて、じっとする。
せつない。