わたし 「おはよう。京都行きの電車なう」
ねこさん「同じく。もうすぐ京都うぃる」
わたし 「あ わたし高槻なう・・・」
昨日、ぼーっとしてサキ兄とまみこさんについていったので、じつは場所をおぼえてない。
ねこさんに改札で待っていてもらった。
サキ兄とまみこさんも居てくれていた。
妙にほっとする。
雨がとつぜんざあざあ降りになったり、急にかんかん照りになったり。
昨日もこんなだった。
「行ってしまったね・・・」と、車を見送ってからほうけた顔の面々。
「ラーメン食べにいかへん?」と言い出す柳田。
「食いにいくのはいいけど、ラーメンはなあ・・・」と、サキ兄たち。
あさみちゃんが、ラーメンもラーメン以外もたべられる、
ちょうどよいお店をみつけてくれた。
入ったら、
「なんかラーメン食べたくなってきたな」と、あさみちゃんもナツトくんもサキ兄もまみこさんもねこさんも、
みんなラーメンを頼んでる。
わたしだけが卵春巻きというものを頼んでしまい、なかなか来ず。
ずるずるとラーメンをすする柳田から「アンタ、周回遅れ。」といじめられる。
たしかに、わたしの人生って、なにやら周回遅れの感じがある。。
「来週からブラジルいくのよ。」という柳田。
「ちょうど良かったね」と返す。
「ほんとよ、もう、こんな状態のままで日本に居られへんわよ」
旅行前にやっておく仕事があるといって、先に電車に乗って帰って行った。
各駅停車で座って帰る。
とちゅうで大雨が降って来たり、からからに照ったりする。
大阪について、お茶でも飲もうか、ということになる。
どこも混んでいて、外のテラスでコーヒーを飲んでいたら、
しばらくして雨がぽつりぽつり。大粒。
そのまま様子をみていたら、ざあざあ降りになった。
屋根の下で、雨をみながら、立って飲む。
わたし 「なんか、ぼーっとする」
ねこさん「なんか、ぼーっとするよなあ」
雨がやんできて、うすく曇った空気の中を、ふたりとも、ぼーっと歩いて、
肩をたたいて、わかれた。