目が覚めたら正午をすぎていて、喉も痛く、ちょっと憂鬱なきもち。
いろいろな予定を変更してゆっくりすることにしようと思う。
もう手慣れた鼻うがいをしたら、少しすっきりした。
おなじく休日の母と久々に会う、同じ家で暮らしているのに。
お昼をたべながら、お茶をのみながら、夕飯をたべながら、お互いの仕事の話をする。
そういえば私たち(母と私)の会話って、仕事の話が7割かも。
話しているうちに、目覚めたときの憂鬱さの色がささっと変わった。
話しているうちに、目覚めたときの憂鬱さの色がささっと変わった。
母の箪笥のなかの、ほどいた着物の生地をすこしみせてもらう。
裏地をほどいた、絹のはぎれを腕にのせてみると、するっとして、やわらかくて、あたたかい。
絹って本当にすばらしい生地だ。
こういうことが、母と私の残りの2割の会話のうちの一部。
さかえちゃんのためにブローチを作った。
女の子らしいひとだから、ちょっと抽象的なものにしようと思った。
白、ターコイズブルー、群青。
石だらけのブローチ。
まだ彼女には見せてない。