2011年11月1日火曜日

10月14日

きのう修正した画像を、社長のつかっているモニターでみてみたら、
ものすごく黄ばんで見えた。

昨日、何もわからない状態で必死に色を調整して、
じぶんのモニターではそれなりの色にみえるようになったのだけれど、
「あれだけいじくったあとで、これだけちがう色になってしまっているなら、
ここからどうしたらいいのだろう」
わたしは一気に途方にくれてしまった。

龍くんも来てくれて、もういちど、社長のモニターでみながら、いちからやり直すことになった。
とても繊細で微妙な色使い、キラキラ光るラメの質感、カラフルだけど渋みのある柄。
どこまで忠実に出せるか。出したい。

「この感じを、だしたい。」
「ここの色が、気になる」
というと、龍くんはいろいろな方法をおしえてくれる。
だけどもう、理解がおいつかなくなってきた夕方。
わたし「ああ〜!もう、なにがなんだか、わからなくなってきました。」
龍くん「ちょっと、替わろか。」
わたし「すみません。おねがいします。」

夜もふけてきて。
龍くん「あっもう、くっそ〜!この柄、廃盤にしようぜ!」
社長 「あたし、やろっか〜?」
わたし「社長、今日のしごと、終ったの?」
社長 「うん、もうすぐ終わる〜」
わたし「すみません。おねがいします。」

終盤、わたしにできる仕事といったら、ふたりの肩を揉むことぐらいだった。
社長の肩はとても揉み易く、揉んでいて、てごたえがあった。
ほぐれていくのがわかるので、揉んでいてうれしくたのしい。
龍くんの肩はぐいぐい力を入れても揉みこめず、
龍くんはときどき「こそばいな」と言っていた。