2011年9月3日土曜日

8月28日

ふとじぶんの指をみると、小指に嵌まっている指輪がとても鬱陶しいものに見えた。
いつから嵌めていたのだかおもいだせないけれど、
なんとなく、しみついている記憶がいやな感じがして、
(指輪に記憶がしみつくということがあるかどうかしらないけれど)
抜いて、ごみ箱にぽいと捨てた。

捨てると、惜しくもなんともなくてあっさりした気持ちだった。
抜いたあと、そこだけ指が痩せていた。
violet lake