2011年6月24日金曜日

6月22日

夏至。

朝、しらないまに電車を乗り過ごして、ひきかえした。
仕事場のトイレの掃除、部屋の掃除。
そしてまた、はじめてのいろいろな仕事をさせてもらった。
はじめてのことはいつでもとても緊張する。
そして、失敗なしにやりとげられることがない。

帰りがけに先輩から「もっとゆるくでいいからね」と声をかけられ、
「そんなに根つめてたように見えてたかな、」と思いながら仕事場を出たら、
体がふらふらになっていて納得した。

夕飯ののち、携帯電話が見当たらない。
きょうにかぎっては、最後にいつ携帯電話をさわったか、おぼえがない。
きょうにかぎっては、帰り道のことの記憶がほとんどない。

こういう日はこういうことが起きるよなあと思い、
そういえば帰りに駅で手を洗った、と、
駅に問い合わせの電話をかけ、みつからない。
センターでおおよその現在地を探索してもらい、
回線を停止してもらったところで、
ピアノの上にみつけた。

センターで回線の再開をしてもらう。
一度死んで生き返った電話。

なにからなにまでがこういう日らしい日だった。
携帯電話について、一瞬、もうなくてもいいかもと思ったけど、やっぱりまだ、無いとこまる。
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