きのうゆりちゃんにつくったのは、ながい首飾りで、
それを生成りの布にぬいつけたもの。
布ごとくるくると巻いて、ラッピングした。
布にアイロンビーズとつぶしだまで、文字をかいた。
"READ ME" って。
そんなふうに手がうごいていってしまったのは、
ゆりちゃんからもらったメールのせいだとおもう。
「静かな広い場所
(日本じゃない、石造りの広い空間、大きなコロン、柱の陰に私達いた。)
で、ピーコさんの髪を切ってるの。
儀式っぽかった。
クリーム色の大理石の台の上に髪をしいて、綺麗に整えていくの。
切った髪は、丸く束ねて置いておいて。
きり終って、気がつくと、髪にラインが何本かあって(少し質の違った髪が根元から毛先まであるの)、
きれいに切り揃ってから、鏡でみせて、
『これはバーコード(情報)だね。』って言って、
その情報(メッセージ)を二人で読もうとしているところで、目が覚めました。
不思議ね〜、どうしてこんなにリアルな夢を見るのかしら?」
ああ、わたしもそのなかにいきたいよ、ゆりちゃん。
このごろ、わたしがながいブレスレットやくびかざりをつくるとき、
なんだか暗号みたいなものをこめているようなかんじに、
たしかに、いつも、なっている。
その場所で、ゆりちゃんと読みとりたい。