2012年2月19日日曜日

12月21日

先日、ツキ(姪、5歳)が写真を撮られる時に"I don't like photo!"と言っていじけていたのを、わたしは知っている。
わたしも、写真を撮られるのはにがて。
こっそりとツキに"I don't like, neither" とささやいた。

今朝、わたしはツキに「しゃしん、とろっか。」と誘った。
誰かと一緒に写真をとろうと誘うことなんてめったにない。
ツキはあっさり「うん!」と言って、一緒に床にねころんだ。

撮れた写真をツキにみせて「オッケー?」とたずねたら
じっと見てから"OK."と言い、
「なんかー、オンナシみたいな かおね」と言う。
「どこがオンナシ?」とたずねると、
「め」と言いながら、彼女は写真のなかの彼女とわたしの目を交互に指差した。


仕事に出る前にわたしのアトリエ部屋で片付けをしているジョビン(義弟)に声をかける。
「もう、出かけなきゃいけないから、お別れを言おうと思って」

Oh, と言って近づいてくるジョビン。
「きてくれてありがとう」
「ありがとう。君のアトリエで泊めてもらってごめんね、ありがとう」
「ううん、散らかっててごめんなさい」
「ちっとも気にならないよ、またマレーシアへおいでね」
「うん、英語勉強するね」
ハグするわたしたち、その間でわたしたちを見上げている、ツキ。

「ほら、シホちゃんにごあいさつしなさい、」と妹に言われて
「バイバイー」とふらふら手を振るアメ(甥、8歳)。
今回もそのようにして皆とわかれた。

このごろ、アメの反抗期のことをしばしば想像するわたし。
あのアメも、そのうち一日4食とか5食とか食べる、
がつがつした男の子になっていくんだろうか??
口をきいてくれなくなるのは何年後ぐらいからなんだろう。
そんなことを。

高校を卒業するまで、同年代の男の子をほとんどみないで育ってきたので、
わたしは、うすぼんやりとしか、想像ができない。