2011年7月13日水曜日

7月10日

とても暑いので、昼間に一度くつしたを脱いでみた。
冷え取りをはじめて以来、裸足でサンダルを履くはじめての日になるかもしれないと思いながら、
足のつめを水色に塗ったりしていると、
しばらくして足がうっすらと痛くなってきたので、やっぱりくつしたを履いた。
冷え取りというのはどうやら、やればやるほど、どんどんからだから冷えというものが外にでてきやすくなるのらしく、私のからだもそんなふうに変化してきているのをかんじる。
はじめてしまうと、あとには戻れないものかも。

午後の2時間ぐらいを家ですごしてしまうと、外出するきもちがどんどんしぼんでくるものだけれど、
行かなかった場合の後悔を想像して、ようやくうちを出た。
関西ではおおきいといわれるアートフェアをみに。
なぜみに行ったかって言うと、
それがどんなものなのかみたことがなかったので、好奇心があったから。
そして、もしあたらしい何かを見つけてじぶんにとってよい刺激になったら、いいなと思ったから。

結論としては、どちらもまあまあ満たされた。
その世界がどういうものか、この目でたしかめておいてよかった。
作るがわのひとと、売るがわのひとと、買うがわのひととの間にある、
まじわらない層みたいなものをみてきた感じ。
それをいやだと思うと、この世界には属していられない感じ。

身内の関係でしりあいのギャラリストのひとに会って、
ある作家さんにひきあわされたのだけど、
「こちら、○○ちゃんのお姉さん」と紹介していただいた途端に
その作家さんに爆笑された。
わけはしらない。
「妹がお世話になってるんですね」と挨拶した。
(あとで思い返すと、気分がよくなかった。)

そこに属していることをとても喜んで調子にのっている感じの人と、
ちょっと受け入れられないところもあるけどなんとか自分のゆるす範囲でできるだけの力を尽くそうとしている感じの人、両方みた。
「売れすじ」にこびないで、いいと思う作家さんの作品を、
ただ陳列するっていうのではなく最大限の努力で「よりよく」みせようとしている画廊があって、
さいごにその部屋へもういちど寄って、作家さんとギャラリストのかたと話して、
きれいな空気をすった気持ちになって、

帰った。

やっぱり、作品は、展覧会でみるのがいい。あたりまえだけど。

父の誕生日で、ステーキとケーキがでた。
たべている最中から、ああ、しんどいかも、とおもっていたけど、
案の定、そのあと体じゅうがおかしな感じになり、眠られず。
おなかにずっと手をあてて、少しだけらくになったけど、
あまりにしんどく寝付かれないので、夜中にすこし冷房をいれた。
Adiantum raddianum